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2015.05.07 (Thu)

靖国神社と遊就館へ・その2









先程の記事の続きです。

靖国神社参拝後、隣にある「遊就館」へ。
建物名称は中国の古典が元となり、英霊たちの生様を学んで欲しいからという思いを込めて、
命名されたとのこと。靖国神社と言えば、第2次大戦後にまつわる顛末ばかりが
強調・報道されますが、元は江戸時代に安政の大獄から王政復古に向けた動き、
そして西南戦争等で朝廷や天皇家の為に命を落とした武士・軍人らを追悼する為に
造られた神社が元になってるとか。 今、正にNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で安政の大獄・
桜田門の変をOAしたばかりな上に、世界遺産として日本国内の近代化に携わった
史跡がまとめて登録勧告されたばかりと、タイムリーな時に訪れました。

館内の入口には、ゼロ戦や泰面鉄道で使われた蒸気機関車の展示が出迎えてくれます。
ゼロ戦は多くの特攻隊員が、泰面鉄道の敷設工事では多くの捕虜が強制労働で、
各々命を落としました。

館内の常設展示は近代史から始まり、戊辰戦争や西南戦争等の内戦の歴史や、
日清・日露戦争から第1・2次大戦を経た戦後までの対外的な戦いの歴史と並んでおり、
殉職した軍人のトップらの写真・遺品がズラリと並んでいました。
しかさ、これはある意味で為政者側の展示ということを差し引いて観ていかねばなりません。

個人的には、10年以上前に亡くなった祖父が、召集されて中国大陸に渡り、何処で
どのようにして戦いに参加し、帰国出来たのか、ずっと聞いてみたいと思っていましたが、
私の大学卒業と同時に認知症になってしまった為、叶わないまとなりました。
展示の最後には、命を落とした若い男性の写真がズラリと並んでおり、祖父のものが
運良く飾られず済んだ意味は何だったのかと考えてしまいます。
本当にあんなにも沢山の方々が、大陸で南海の海で、何百万の命を失ったのかと思うと、
改めて愕然とし、遺書の1つ1つに涙するしかありませんでした。
新聞・雑誌記事で見たことがある遺書がありましたが、直筆を読むと迫り来るものが。。

様々な戦いについて展示があったのですが、最近天皇・皇后両陛下がパラオの
ペリリュー島を訪問しましたが、残念ながら展示に殆ど記載がありません。

そして、硫黄島については、かなり詳しい展示がありましたが、それよりも沖縄戦について
もっと割かれるべきだと感じました。
また、最近海底に沈んだ映像が公開された戦艦「武蔵」の石像が展示されていましたが、
一昨日のニュースで砲撃の様子を撮した写真が見つかったと報道され、このような
タイミングにただビックリです。

今や、国民の殆どが戦中・戦後生まれとなり、来場者の様子を見ていると、
過去の遠い出来事かのように館内の展示を眺めています。
私の親世代の、割りと高齢と思われる方々でさえも。
昔と違って、様々な媒体から情報を仕入れることが出来る今だからこそ、学校では
教えてくれなかった、本当に知っておくべきことがまだまだあるのでは?と
考えさせられた1日でした。
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