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ライブ8題・その7-名フィル 1月定期 遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・

えぬ(別HN・京青)




 昨日の朝、起き抜けにTVを付けたら、ちょうど正にアルジェリアから帰還したばかりの
政府専用機が、美しい朝日を背に羽田空港に到着したところでした。。
遠いアフリカの地で、 資源小国のこの国の資源確保の為に奮闘してこられた方々の
ことを思うと、本当に胸が痛みます。。

 そんな気分に追い討ちを掛けるように、出勤しようとしたら、北の方から
黒い雨雲がモクモクと湧き出るように流れてきて、一瞬にして雨模様に。(+_+)
と思ったら、お昼休憩にはすっかり良い天気でしたが、物凄い西風でした。。(>_<)


 さて、終日内勤後は名フィル定期を聴きに愛知県芸術劇場へ。
今夜は、他には無い中々なプログラム、特に50代以下でアメリカ映画好き&SF好き&
管楽器吹きな方々には、正に悶絶の作品ばかり。(^.^)
そんな訳で、前売券の清算や当日券を買い求める長い行列が出来てたり、3F席には
多数の学生さんの姿も。ざっと見て、8割ぐらいは埋まったのでは?

 ウェストサイド・ストーリーのシンフォニックダンス、中2の時にエリアが違うものの、
たまたま出演した出雲地区 吹奏楽祭で、出雲一中が錦織 雄司先生アレンジ版で
この曲を演奏!場内大騒然だったことは、25年以上経っても今だに忘れられません。。
(ちなみに、この年の出雲一中の吹奏楽コンクールの自由曲はチャイコフスキー
「イタリア綺想曲」で、見事全国大会 金賞。)
 その後、オリジナルの演奏をカセットテープやラジオ等で沢山聴いてきましたが、
生で聴くのは今回が初めて。音源を聴いただけでは全く判らなかったアンサンブルが
沢山聴こえてきて、うわーこんなことやってるのか!と本当に驚かされ、
改めてバーンスタインの凄さ実感。
 A・Saxのエキストラは、Sax奏者・堀江 裕介さん。
冒頭直ぐのビブラフォンとのソロ、ハッとする美音がホール中に響いてました♪(^o^)

 2曲目は、これまた生で聴くのは初めてのコープランドのClコンチェルト。
ベニー・グットマンの為に書かれたこの曲、意外に演奏会では取り上げられないですが、
Clを学ぶ方々には憧れの垂涎の作品。大学時代、某先輩や後輩が、卒業試験の候補に
挙げてましたっけ。
ソ リストは、日本人ながら生後まもなくからイギリス育ちのCl奏者・橋本 杏奈氏。
1楽章の長いフレーズは美しく、2楽章の速いパッセージをアグレッシブに生き生きと。
やはりまだ20代前半とお若いこともあって、余白的な余裕というか、そういう部分が
もっとあって欲しい曲かも。グットマンの演奏、生で聴いてみたかったな~。(+_+)

 後半は、バーバーのアダージョ。
この日に演奏されることが決まっていたとは言え、朝一に観たニュース映像を
思い出さずにはいられず、追悼を込めて聴きました。
愛知県内では、私と年齢が変わらない豊橋市の男性がお亡くなりになっています。
お母様が、新聞やTVニュースに多数出られていましたが、どんなに無念でしょうか。。

 そして、最後はスターウォーズ!
この曲は、東京在住時に所属したバンドで演奏したことがあり、懐かしくも練習が
大変だったことを思い出しました。(^_^;)

 指揮は、正指揮者・円城寺 雅彦氏。
バーンスタインの難しいリズムを、小気味よく振ったり、バーバーでは指揮棒なしで
手のひらで音楽をリードされたり。スターウォーズは、スケール感抜群☆

 ということで、ライナーノーツ不要な定期も中々珍しい。
但し、定期会員のメイン層の60歳代以上の評判はどうだったんでしょうね。
 ちなみに、facebook公式ページによると、今日のマチネは、前売券は完売・
当日券は学生券のみとか。


 そうそう、2013年シーズンプログラムが発表となり、定期会員の募集が始まっています。
会場内には、3つ目の写真のようなポスターが貼られてました。
個人的には、来年2月定期の作曲家・藤倉 大氏の新作初演が楽しみです!
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Posted byえぬ(別HN・京青)

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